​ゲシュタルト療法とは

ゲシュタルト療法は、精神分析医フレデリック・S・パールズ(Frederick S.Perls.)とゲシュタルト心理学者であった妻のローラ・パールズ(Laura Perls.)、ポール・グッドマン(Paul Goodman)らによって創られた心理療法です。

ゲシュタルト療法の創始者であるパールズは、フロイトの精神分析、ゲシュタルト心理学、実存主義、現象学と東洋の禅に影響を受けました。

ゲシュタルトとは、"全体性"や、"まとまりのある構造"を意味するドイツ語です。パールズは、人間を部分や要素といったように還元的な捉え方ではなく、常に全体として捉えることを提唱しました。

ゲシュタルト療法の特徴は、共感の姿勢を重んじるセラピーです。クライエントに対して、精神分析的な立場や来談者中心療法の感情移入という態度をとりません。ゲシュタルト療法では、クライエントとファシリテーターが対等な存在として関わりをもつことにより生まれる「気づき」(自立・自律的な自己洞察)がもたらす豊かさを体験することができます。

パールズは、自分で自身の人生に責任が取れず、決断のできない人間を、未熟な人間と表現しています。パールズの理想とする人間観とは何か。それは、心と身体の調和を保ち自分自身であることを失わず、自らの人生を自分らしく生きることです。

今ここでの「気づき」により、過去に囚われることなく、未来に過剰な期待をもたず、自身が抱える問題を自らの「気づき」の力で克服することができる。それが、ゲシュタルト療法です。

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